1-4 専門学校について
日本の教育制度の中で、専門学校は大学と同じく高等教育機関として位置づけられています。専門学校は社会のニーズに応えて専門的・実践的な職業人を養成する機関です。就職率は非常に高く、多くの人が学んだ分野に関連した仕事に就いています。
専門学校への入学条件
以下は在留資格「留学」を取得して、日本の専門学校で学ぶための基本条件です。入学資格は学校によって別途条件が定められていますので、事前に確認しましょう。
本人の条件 | 学校の条件 |
12年の学校教育を修了していること※ 日本語能力・・・専門学校の授業は日本語で実施 1-2「日本語能力と日本語学校選び」参照 経済力(経費支弁能力) →学費と生活に必要な資金があること |
認可校であること 昼間部 →専門学校は夜間部では在留資格が許可されません。 |
※母国の教育制度上の関係で、12年の学校教育を修了していなくても入学可能な場合もあります。詳細は留学先の学校に確認してください。
専門学校の学費
専門学校はほとんどが私立のため、学費は比較的高めですが、卒業までの期間は大学より短いので、トータルでは割安です。入学金を含めた初年度納入金の総平均額は127.6万円となっています(2021年)。ただし分野や学科、学校によっても金額は異なります。
東京都内の分野別の学費はこちらを参考にしてください。(単位:千円)
専門学校と大学の違い
専門学校の特色は専門科目を集中的に学ぶことができ、卒業後は学習した内容に関連する仕事に就く割合が高いことです。大学が幅広い知識を学ぶのに対し、専門学校は職業に必要な専門知識や技術を身に付けるためのカリキュラムを充実させています。
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