2019年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

就活のゴールは入社後にどんな仕事をするかということ。
活動を始める前から方向性だけは決めておくことが大切です。

倉本 和哉 さん

倉本 和哉さん KURAMOTO KAZUYA


早稲田文理専門学校
ゲームクリエイター学科 2年
内定先:株式会社ディー・エヌ・エー

求人の収集方法は?
SNSを介した求人情報サービスなどに登録しました。企業は採用活動の一環として、学生のSNSをよく見ていて、本名でアカウントを作っているSNSに「この会社に行きたい」というコメントをアップすると、その企業から直接オファーをいただくことができます。この方法で採用試験を受けると、エントリシートを提出せずに、最初から面接を受けさせていただくことができるんです。最終的に、約10社からオファーをいただきました。
就職活動を通じて感じたことはありますか?
就職活動中は、早稲田文理専門学校で講師をされている様々なジャンルの現役社員のクリエイターの方々に積極的にお会いして、お話を聞くように心掛けていました。皆さん個性的で、考え方もそれぞれ異なり、大きな刺激になりました。学校や会社など自分が属している組織の外には、壮大な世界があるとわかったのは大きな気付きでした。
内定の決め手は何だと思いますか?
就職活動のゴールは、会社に入ることではなく、入社後にどんな仕事をするかということ。まず、徹底的に自己分析をして、自分ができることを明確にしました。その上で、志望する会社の良い部分と、自分がしたいことの共通点を見つけ出し、入社後にどのように目的を達成していくのかというイメージを描きました。面接時にそれが具体的に伝わるように説明したことを、評価していただきました。SNSを見て、フットワークが軽い人間だと思っていただいたことも良かったと思います。
後輩へのアドバイスをお願いします。
就職活動は、できるだけ早く始めた方が良いと思います。そのためには、就職活動を始める前の時点で、どの業界や何の会社という具体的ではないにしても、一定の方向性だけは決めておくことが大切です。僕の場合は、それが「できるだけ多くの人を感動させたい」ということでした。方向性が決まれば、そこから逆にたどっていくと、自分はどんな仕事がしたいのか明確になるはずです。あと、学生時代はアルバイトをすると思います。ただ、お金だけにとらわれないで、自分の方向性に沿った仕事や、時間的に無理がないものを選んで、就職活動の支障にならないように気を付けてほしいですね。