スペシャリストになろう

デザインiconデザイン

紙、Web、立体とビジュアルで“伝える”を表現

自分でも使いやすく、人にあげても喜ばれるデザインが得意。「何にでも興味を持つ」のではなく、好きなものを増やそう。

鵜川 まどか さん
プロダクトデザイナー

鵜川 まどかさん UKAWA MADOKA

阿佐ヶ谷美術専門学校 視覚デザイン科 2007年卒業

■福島県立郡山萌世高等学校出身

専門学校卒業後、デザイナーとして株式会社デザインフィルに入社。やさしい色使いや、動物や花など女性受けするデザインを得意としている。「ペーパークラフト ミュージアム」シリーズのほか、「ひみつ付せん」「フィルム付せん」「レターセット 動物シール付」など、人気のシリーズを手がけている。


当社は、20代から30代の女性向けのデザインステーショナリーメーカーです。事務用品というイメージが強い文房具にデザインを加え、デザイン性と使い心地の良さを両立させた、こだわりの製品を作っています。

私は現在、「ペーパークラフトミュージアム」というペーパーアイテムシリーズを担当しています。アルバムや封筒、ミニカード、ハンドメイドのシールなど、シリーズのすべてのデザインを手がけています。そばにあるとちょっと嬉しくなる、でも主張しすぎないデザインが得意で、万人に受け入れられるものを作るように心がけています。製品のデザインだけでなく、パッケージやカタログ、ウェブサイト、店頭に置かれる販促ポップにも関わります。キャッチコピーを考えるのも大切な仕事です。

デスクワークが中心ですが、イベントなどで販売員として店頭に立った際、お客様の反応を直に聞けたときはすごく嬉しいですね。SNSを通して製品のコメントを見ることもあります。そうした声が、次の製品作りに活かされることもありますよ。

もともとは本のデザインを学びたくて専門学校に進んだのですが、グラフィックデザインを学ぶうち、雑貨や文具に興味が移っていきました。専門学校では写真やイス作りなど、自分がいままで経験したことのない、いろいろな分野を学べたことが良かったですね。

「どんなことにも興味を持ち、引き出しを増やしなさい」と言われることもありますが、あらゆることに興味を持つのは難しいことです。それよりも、好きなものを増やすことがおすすめ。好きなものなら興味を持つことができ、それが仕事につながっていくと思います。


学科COURSE
専門学校で学ぶなら…

学科 内容
グラフィックデザイン科・ビジュアルデザイン科 パソコンを扱いながら、広告制作などを通して写真や文字を組み合わせた平面デザインを学習。
プロダクトデザイン科 家具や雑貨など生活に密着したあらゆる製品のデザインをするため、工業意匠や材料学なども学ぶ。
インテリアデザイン科 家具や内装について全般的に学び、併せて空間を創造する感性を磨く。
ジュエリーデザイン科 宝石や金属に関する知識や加工技術を身に付けて、オリジナル作品を製作。

仕事JOB
たとえばこんな仕事が…

職種 内容
グラフィックデザイナー デザイン事務所や出版社のデザイン部門などに就職。雑誌や広告など印刷物の紙面をデザインし、ビジュアル的な効果を高める。時代にマッチした感性が重要。
プロダクトデザイナー メーカーの企画開発部門やプロダクト専門のデザイン事務所に就職。工業製品ばかりでなく家具やパッケージのデザインなど、ジャンルはさまざま。新製品の開発に携わることが多いので、デザインには使いやすさや斬新さが求められる。
ジュエリーデザイナー ブランドジュエリーのアトリエなどに就職し、企画・デザイン・製作などに携わる。

資格LICENSE
役立つ資格や検定…

資格 内容
レタリング技能検定

E

レタリングは雑誌・新聞・広告などの見出し文字や商品名のロゴなどをデザインすること。タイポグラフィー・色彩・印刷の知識が必要。資格は1~4級まであり、デザイナーとして認められるのは2級以上。
POP広告クリエイター技能審査試験

E

店舗やサービス機関などで重要な役割を果たすPOP広告を販売促進ツールとして捉え、レタリング技術のみでなく、幅広いPOP広告作成能力を審査する。
色彩士検定

E

クリエイティブな業界や職種において必要な色彩に関する知識と技能を3級~1級で認定。

資格の欄の見方

  • 国 国家資格(国が法律に基づいて省庁の名前で与える資格)
  • 無印 業界団体などが独自の基準により実施する資格試験や検定試験
  • A 指定の専門学校を卒業すると同時に取得
  • B 指定の専門学校を卒業すると同時に受験資格を取得
  • C 専門学校を卒業、一定の実務経験を経て取得
  • D 指定の専門学校を卒業後、一定の実務経験を経て受験資格を取得
  • E 専門学校で資格試験のための教育を受ける