医療事務・医療秘書
ライフスタイルに合わせてキャリアを積める専門職
日々、仕事をする中で知識を増やしていき、周りから信頼される医療事務スタッフになりたいと思います。
医療事務
髙橋 蕗子さん TAKAHASHI FUKIKO
早稲田速記医療福祉専門学校 医療秘書科 2011年卒業■東京都立青梅総合高等学校出身
東京・府中市の榊原記念病院勤務。医事課で主に入院患者の会計を担当。
取得資格:
診療報酬請求事務能力認定試験[医科]
医療秘書技能検定準1級
医事コンピュータ技能検定2級
ICDコーディング技能検定2級
電子カルテ実技検定
秘書技能検定準1級
高校の頃、医療事務の仕事に興味が湧き、高校の先生に相談して早稲田速記医療福祉専門学校・医療秘書科への進学を決めました。
専門学校在学中には、医療秘書技能検定準1級を受験しました。レセプト(請求書)作成はカルテによっていろいろなパターンがあるので、なかなか正解にたどり着けないこともありますが、難しい分、一度で正解できると嬉しかったです。その結果、知識と実力が身に付いたことを実感し、さらに検定の成績優秀賞までいただくことができました。
卒業後には榊原記念病院に入職し、医事課で電話応対や患者さまの誘導、書類作成などの事務業務から、入院患者さまの会計やレセプトの業務も担当しています。
この仕事をしていて良かったと思うことは、診療報酬の知識や循環器疾患の知識が少しずつ増えていき、毎日が勉強になっていることです。レセプトや診療報酬の知識が増えることで専門性が高まり、この仕事をしていて成長を実感しています。
将来の目標は、日々仕事をする中でさらに知識を増やしていき、周りから信頼される医療事務スタッフになることです。診療報酬請求というと難しいイメージを持つかもしれませんが、専門学校では丁寧に教えてもらえるので心配しなくて大丈夫です。一度、身に付ければずっと使える知識なので、ぜひ頑張って勉強してほしいと思います。
学科COURSE
専門学校で学ぶなら…
学科 | 内容 |
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医療事務科・医療秘書科 | 医療知識、マネジメント能力、受付時の患者応対のマナーなど、要求される知識・技術全般を身に付ける。 |
医療ビジネス科 | 医療従事者にふさわしいビジネスマナーや専門知識を養い、スタッフをバックアップできる能力を習得。 |
医療情報管理学科 | 医療関連の専門知識とともに、いまや医療経営には欠かせないコンピュータによる情報管理技術を身に付ける。 |
薬業科/調剤事務科 | 医療、医薬品に関する専門知識とともに、販売スタッフとしての接遇マナーなども学び、登録販売者試験合格を目指す。 |
仕事JOB
たとえばこんな仕事が…
職種 | 内容 |
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医療事務スタッフ | 病院の事務部門でレセプト(診療報酬明細書)の作成、会計業務、患者の窓口対応などを行う。 |
医療秘書 | 医師や看護師などの医療スタッフが治療に専念できるよう、スケジュール管理や文書作成ほかサポート業務を行う。 |
診療情報管理士 | 診療記録(カルテ)を整理・管理し、医師や看護師の求めに応じ、その医療情報を提供する。 |
登録販売者 | ドラッグストアなどの薬局・薬店で一般用医薬品(第二・三類)の販売を行う。 |
資格LICENSE
役立つ資格や検定…
資格 | 内容 |
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医療秘書技能検定 | 医療現場における医療秘書として必要な事務面での専門的な技術と医学的基礎知識や医療関連法規などの総合的な能力をみる。(1級・準1級・2級・3級) |
医療事務管理士 | 診療報酬を正確に算定し請求できる事務の専門職として認定される資格。医科と歯科に分けられ、保険請求事務に関する実技と、法規や医学一般、保険請求事務の学科試験がある。 |
診療情報管理士 | 診療記録及び診療情報を適切に管理し、そこからデータを加工、分析する専門職としての認定資格。認定校で必須科目を履修すると取得できる。 |
登録販売者 | 都道府県知事認定資格で、ドラッグストアなどでは常勤の有資格者が必要とされる。試験合格後、規定条件下の指導、管理の下、2年以上の実務経験が必要になる。(受験時に1年以上の実務経験があれば、登録直後に店舗管理者及び管理代行者になれる。) |
資格の欄の見方
- 国家資格(国が法律に基づいて省庁の名前で与える資格)
- 業界団体などが独自の基準により実施する資格試験や検定試験
- 指定の専門学校を卒業すると同時に取得
- 指定の専門学校を卒業すると同時に受験資格を取得
- 専門学校を卒業、一定の実務経験を経て取得
- 指定の専門学校を卒業後、一定の実務経験を経て受験資格を取得
- 専門学校で資格試験のための教育を受ける