INTERVIEW
就職・転職を目指してリスタート

自分と向き合って見えた進むべき道。
出会った人や経験など全てを糧に新しい世界でも夢をかなえたい。

青木 幸穂 さん

青木 幸穂さん AOKI YUKIHO


中央工学校 建築設計科2年

俳優になるため大阪から上京。芸能事務所に所属して活動をはじめたけれど、なかなか収入が安定しなくて。好きだけど仕事として関わるのがしんどいと思うようになりました。そんなとき建築士の父に相談したら「旅にでも行って来い!」って。波照間島で3か月間バックパッカー生活。その期間が自分と対話するいい機会になり、小さいときから建物が好きだったこと、木造建築に興味があることなどに気がつき、進むべき道を確信しました。中央工学校を選んだのは、卒業時に二級建築士の受験資格が取得でき、学校の雰囲気もよかったから。勉強に対しては厳しいけど、実習が充実していて生徒を尊重してくれるところが魅力です。建築は勉強すればするほど奥深く、人を幸せにする力があると思っています。卒業後は工務店に就職が決まっているので、経験を積んで将来的には独立し、建築と同じぐらい好きな舞台と両立させていくのが理想です。

2006年
大阪府立佐野高等学校入学
中学時代から声優にあこがれるようになり、高校時代は演劇部に所属。将来の目標を声優に定めて進学先を探しはじめる。
2009年
日活芸術学院俳優科入学
大阪から上京。2年間で、声楽やダンスや殺陣など俳優に必要な基礎、舞台制作や映像制作のノウハウなどを学ぶ。声優をめざしていたが、勉強するうちに俳優という職業にも魅力を感じはじめ、卒業後は芸能プロダクションに所属する。
2011年
芸能活動開始
ナレーションやスタンドイン、アイドルユニットのメンバーとして活躍しながらも、安定しない収入に不安を抱きはじめる。半年後には父親に背中を押され、自分探しの旅へ。自分はいったい何がしたいのか、自分と向き合い将来のことを真剣に考えるきっかけとなる。
2014年
中央工学校建築設計科入学
木造建築物が好きで、建築の仕事に就きたいという結論に達し、資格取得をめざして中央工学校に進学。日々建築の楽しさと奥深さを実感しながら、課題制作に取り組んでいるところ。卒業後は福岡への就職が決まっていて、知らない土地での新しい生活を楽しみにしている。