INTERVIEW
就職・転職を目指してリスタート

即戦力になる技術と資格が欲しかった。
体の基本である「食」の重要性にめざめ栄養士をめざすことを決めました。

上村 郁絵 さん

上村 郁絵さん UEMURA IKUE


織田栄養専門学校 栄養士科1年

高校時代はまだはっきりとした目標が持てず、卒業したら地元の企業に就職して自立するものだと思っていました。しかし、就職先を探すようになって東京へ出てみたくなり、福利厚生が充実していて寮のある養老乃瀧株式会社に就職しました。ようやく仕事にも慣れてきたころ、深夜から朝までの勤務がこたえて、体調を崩してしまいました。転職も考えましたが即戦力のある資格があるわけでもなく、健康のためにも、栄養について勉強したいと思うようになりました。織田栄養専門学校には、社会人のための支援制度があることを知り入学しました。実習も多く即戦力が身につくので、毎日忙しいですが充実しています。高校卒業直後に進学していたら、こんなに熱心に勉強していないかもしれません。一度社会に出たからこそ自分の未熟さを知り、どれだけ努力が必要かも知りました。やりたいことが見つかるまで違うことしてみるのも、ひとつの選択ではないかと思います。

2008年
青森県立八戸商業高等学校入学
工業高校卒業後、就職して自立していた兄の影響もあり、商業高校へ進学。得意な教科は数学。卒業後は県内の会社に就職し事務系の仕事をするだろうというぼんやりとした目標のもと、簿記や珠算電卓実務検定など資格取得に向けて勉強していた。
2011年
養老乃瀧株式会社就職
県内企業への就職を考えていたが、やりたいことも決まらないまま卒業の日が迫る。そんななか、思い立って上京を決意。養老乃瀧株式会社に就職し、人と接するのが苦手だと避けていた接客業に携わることになる。やがて主任という立場になるも、不規則な生活から体調を崩し、今後のことを考えるようになる。
2015年
織田栄養専門学校入学
体調を崩したことをきっかけに、体の基本となる「食」について学びたいと思うようになり、織田栄養専門学校に入学。職場は正社員からアルバイト勤務に代えてもらい、現在栄養士資格取得に向けて勉強中。「食」に気を配るようになったことはもちろん、最近では臨床栄養学や商品開発の仕事に興味を持ち、熱心に取り組んでいる。