INTERVIEW
専門のリアル

国際理容美容専門学校

国際理容美容専門学校
理容美容のジャンルに興味を持ったきっかけは何ですか?
前嶋 髪のケアやヘアアレンジが好きだったので、“好き”を仕事にできたらいいな、と思っていました。この仕事はお客様との距離も近く、自分の接客と技術で、たくさんの人たちの外見を変えることができ、お客様に気に入っていただけたことがダイレクトに伝わってくるので、素敵な職業だと思い興味を持ちました。
長谷川 身近に美容師をしている人たちが何人かいて、その人たちの仕事をしている姿が素敵だったというのが大きいですね。私も髪を切ってもらうたびに幸せな気持ちになっていたので、同じように、誰かを幸せにしたいと思うようになり、美容師に興味を持ちました。
学校では毎日どんなことを勉強していますか?
前嶋 選択授業ではトータルビューティーコースかヘアデザインコースを選べます。ヘアデザインコースでは、おしゃれなカットやカラーなど、普段の学びの一歩先をいくようなスタイルが学べます。カット練習では、ウィッグは一度切ったらもう元には戻せないという緊張感があり、この一回一回の勝負、という感じが私は好きです。
長谷川 パーマ技術のワインディングなど、国家試験対策の実技に力を入れて学んでいます。シザーの開き方一つで素早くカットできる方法など、新しい方法論を学べるのが楽しく、美容の仕事は練習あるのみだとも実感しています。少しでも怠けるとあっという間に下手になってしまいます。
実際に専門学校で学んでみた印象を教えてください。
長谷川 私が通っている産学連携実践型コースは、授業で学びつつ、サロン勤務でさらに経験値を積むことができます。勤務で授業が遅れた時には周囲の友人がサポートしてくれます。グループワークの時間が多く、クラスメートと仲良くなりやすい環境が整っているので安心です。また、礼儀やマナー教育もしっかりしているので、サロン勤務にもとても役に立っています。
前嶋 決められた色に染めたり、リクエスト通りにカットしたりするのが美容の仕事だと思っていましたが、実際に学んでみて、人それぞれの肌、髪質などに合わせた薬剤や施術方法をいかにして見つけ出すかなど、勉強しなければわからないことがたくさんあります。お客様の立場に立って話を丁寧に聞いた上で自分の意見を伝えることなど、コミュニケーション力は上達したと思います。
今後の目標を教えてください。
長谷川 国家試験の合格に向けて、努力あるのみです。コツコツと準備を始めています。ミスなどをした時に、それを引きずらないで早めにリセットできるメンタルの強さを鍛えていきたいですね。自分の強みは、明るく元気、声が大きなところです。持ち味を生かしていきたいです。
前嶋 レディースのヘアセット一筋で実績を積んできたパワフルな先生がいるのですが、こういう働き方、極め方があるのだと知ったことで、将来の選択肢も広がったように思います。国家試験や就職活動など、先の見通しを立てて具体的な行動をとっていきたいと思います。