INTERVIEW
専門のリアル

ハリウッド美容専門学校

ハリウッド美容専門学校
-美容に興味を持ったきっかけは何でしたか?
阪井 ものごころがつくと、いつも母が私の髪をセットしてくれていて、それがうれしくてヘアメイクに興味をもつようになりました。幼稚園のときから友達の髪をさわるのが好きでした。可愛らしく結んだりすると友達が喜んでくれるのでますます好きになって、その頃から美容師になろうと決めていました。
川添 高校では野球部に所属していて坊主頭でした。周囲の友達はオシャレな髪型をするようになっていきます。それがうらやましくて、「いつか自分も」という気持ちがありました。その後、YouTubeで人気の美容師さんにヘアカットをしてもらうようになり、その美容師さんの接客やカット技術が素晴らしく、通っているうちに職業として美容師への道を意識するようになりました。
-学校では毎日どんなことを勉強していますか?
阪井 学科は国家試験に出る衛生管理や美容理論など、そして社会に出てから役立つ社会人基礎などを勉強します。ハリウッド美容専門学校のカリキュラムは、国家試験対策だけでなく社会人マナーなども充実しています。ヘアカットやネイル、メイク、ワインディングなどの実技は、納得できるまで丁寧に教えてもらっています。
川添 ネイルや和服の着付けなど、実技は学校で初めて経験するものばかりです。でも先生が優しく教えてくれるので、数回の授業で慣れました。学科では香粧品化学が好きです。身の回りにあるシャンプーや化粧品などの成分や効果などについて、専門的に理解を深めることができ、覚えるのが楽しいです。
-学校のカリキュラム以外で頑張っていることを教えてください。
阪井 ヘア技術の校内コンテストで優秀な成績を修めて、学校代表として全国大会に出場する生徒をコンテスターと呼んでいます。私もコンテスターに選ばれて、全国理容美容学生技術大会(理美容甲子園)に挑戦するので、放課後は毎日、授業のない土曜、日曜日も登校して大会に向けた練習をしています。
川添 学校がある六本木は、ハイセンスなファッションがあふれています。私もコンテスターなので、毎日放課後も実技練習をしていますが、身につけた技術と六本木で磨いた感性を全国大会で発揮したいと思っています。ヘアメイクやファッションをインスタにも投稿していますが、フォロワー数が増えれば、就職面接でアピールポイントになるかもしれません。
-今後の目標を教えてください。
川添 まずは日々が充実していなければ、就活や国家試験の合格はないと思っているので、満足のいく学生生活を送ることが身近な目標です。就職先は、ヘアカットに特化したチェーン店を希望しています。そして、SNSで自分の成果を発信して、中高生にも美容の仕事の魅力を伝えられる人気のスタイリストになりたいと思っています。
阪井 技術職なので、下積みの修行時代があるのは当たり前です。ヘアカットをやらせてもらえず掃除中心の業務が続いても、一日一日を大切にできる社会人になりたいと思います。そして、将来的にはヘアメイクアーティストとして、芸能関係でアイドルやタレントのヘアアレンジやメイクを担当するのが夢です。