2016年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

ありのままの自分を素直に出しながらも
研修先で認めてもらうために何ができるかを考えました。

薄倉 智美 さん

薄倉 智美さん USUKURA TOMOMI


中央動物専門学校
愛犬美容科 2年
東京都立青井高等学校出身
内定先:ILD DOG STAGE

求人の収集方法は?
学校に来ている求人の中から探しました。職場の人間関係はとても重要だと思っていたので、どんな人が働いているのか、どんな雰囲気なのかを重視しながら情報を集めました。
内定の決め手は何だと思いますか?
内定をいただいたのは、研修先として実習でお世話になっていたペットサロンです。店内が清潔できれいなところや、犬用フードに力を入れているところ、何より飼い主さんがスタッフの方々を頼りにしているところに魅かれ、ここで働きたいと思いました。研修中はとにかく挨拶をしっかりすること、シャンプーやトリミングのときにはワンちゃんにリラックスし、安心してもらえるように接することなどを心がけ、自分の技術不足をカバーするようにしていました。
就職活動を通して感じたことはありますか?
研修中は、わからないことはわからないままにせず素直に教えてもらい、ありのままの自分を見てもらえるようにしました。技術が足りなくて不安になっていたときも、現場の先輩に「これからだから」と励ましてもらい、少し安心しました。内定をもらうために、自分を実力以上に見せたいと思う気持ちはあると思います。でも、自分はこれだけしかできませんと素直に認めて助けてもらうことは、仕事をスムーズに進めていくうえで大事なことだと感じました。
後輩へのアドバイスをお願いします。
自分がやりたい仕事は、両親など周囲の人に相談しながら、自分はその仕事に向いているのか、長く続けていけるのかなど、じっくりと考え自分で決めることが大切です。就活中はいろいろなことがたくさんあり大変ですが、決してあきらめず、不安になっても前向きに行動することが何よりも大事だと思います。