内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

就職活動では情報収集が最初の一歩。学校で得た技術や人脈がとても役に立ちました。

中西 風花 さん

中西 風花さん NAKANISHI FUKA


専門学校清水とき・きものアカデミア
きものプロ科 1年
内定先:東京衣裳株式会社

求人の収集方法は?
私は、2年生のきもの技術科を修了した後、更に高度な技術を学ぶため、きものプロ科に進学しました。そのため校内の掲示板に張り出される求人票やリクルートサイトの情報に加えて、先に就職したこの学校の同級生たちにも話を聞いたりしていました。内定先の東京衣裳にも、同級生が入社していて、採用情報を教えてもらいました。和装関連の会社は専門職での採用が多く、一般的なリクルートサイトには掲載企業数が少ないため、学校や同級生から得る情報が、とても役に立ちました。
就職活動を通じて感じたことはありますか?
内定先の会社は、貸し衣裳に加えてテレビや映画、舞台などの衣装も手掛けています。就職活動を始める前は、このような会社があることは知りませんでした。また、入社後は、和裁の技術だけでなく、配属された部署や業務内容に応じてさまざまな技術を求められることがわかりました。就活では、できるだけ多くの情報を早く集めることが第一歩です。先生や同級生、修了生など学校のネットワークを最大限に生かして情報を集め、自分は今何ができて、入社したら何をしたいのか具体的にイメージすることが重要だと感じました。
内定の決め手は何だと思いますか?
採用試験の前に、同級生を通じて会社見学をさせていただき、緊張せずに普段どおりの自分を見せられたことと、面接中に笑顔を心掛けたことだと思います。もちろん学校で身に付けた専門的な知識も、評価されたはずです。1次面接で大変気に入っていただき、2次免除で内定を頂きました。
後輩へのアドバイスをお願いします。
受験した全ての会社から内定をいただける人など、ほとんどいないと思います。不採用が続くことがあるかもしれません。でも、それは自分が悪いわけではなく、会社が求める人材にマッチしなかっただけのこと。不採用になっても決して落ち込んだりせず、学校で学んだことや築いた人脈を信じて、本来の自分の力をアピールすれば、必ず採用してくれる会社に出会うことができるはずです。