2023年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

ユニークな授業で身につけた知識や生きた英語力を発揮。この春から外務省に就職します

金子 美音 さん

金子 美音さん KANEKO MIO


日本外国語専門学校 英語本科 上級英語専攻(公務員クラス)
埼玉県国立筑波大学附属坂戸高等学校 卒
内定先:外務省

上級英語専攻は、クラスメートと英語でディベートする模擬国連の授業、神社やお寺でイギリスから見た日本文化を英語で学ぶなど、世界情勢や文化の違いなどを英語で学ぶユニークな授業があります。独自の授業で就職にも人間的にも成長できます。

 私は元々CAになりたいと考えていましたが、コロナウイルスの影響で航空業界の就職状況が厳しい時期だったため、英語を活かせる仕事に就こうと考えて、日本外国語専門学校の英語本科上級英語専攻に進学しました。このクラスには、大学を卒業した人や留学経験者などがいて、年齢もさまざまで4歳年上の同級生もいました。

 上級英語専攻を選んだ理由は、英語だけでなく、世界情勢や文化の違いなどを学ぶユニークな授業があったからです。特に日本文化をイギリス人の先生から教わる授業が印象的でした。実際に神社やお寺に行って、イギリスから見た日本の文化を英語で学ぶことは、とても新鮮でした。また、模擬国連を英語で行う授業も興味深いものでした。世界情勢や政治的な関係を調べて、国際会議室でクラスメートとディベートするという内容なので、専門的な知識や語彙も勉強しなければなりません。準備は大変でしたが、知識も英語力もアップする素晴らしい授業でした。

 1年次に実施された学校主催の「企業&業界セミナー」で、外務省の説明を聞いて公務員になろうと思いました。「海外の日本国大使館で外交をサポートしたい」と考えたのをはっきり憶えています。2年生の前期に公務員を目指すためのクラスに転科し、試験対策を始めました。公務員試験の勉強は初めてでしたが、問題を解くコツを教えてくれる授業や合格に必要な知識を効率的に修得できる授業があるので、友達と支え合いながら頑張ることができ、外務省に就職できました。

 就職後の直近の目標としては、1年間のスペイン語の研修者に選ばれることです。TOEICの成績で選出されるので、さらに頑張って英語を勉強しなければなりません。私は大学ではなく専門学校を選択しました。最初に志望した職業を初志貫徹で目指すのは、もちろん素晴らしいことですが、日本外国語専門学校は、私のように進路を変更しても柔軟に対応してくれます。ぜひ皆さんも、この専門学校で自分の可能性を追求してください。