2012年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

子供の成長を支えるためにどんな働き方ができるか。就活を通じてその方向性を確認できました。

田村 祥平さん

田村 祥平さん(27歳)TAMURA SHOUHEI


在籍学科:教育系専門学校 児童教育科3年
前出身校:日本大学経済学部
内定先:東京・品川区立の保育園 就活を始めた時期:2011年7月 応募した企業数:2社 内定した時期:2012年2月

大学卒業後、一度はシステムエンジニア職に就いたが、子どもの成長に関わりたいという夢が膨らみ専門学校へ。就活では公立または社会福祉法人立の保育園に的を絞り、徹底した業界分析を通じて採用試験を突破した。この春から品川区の保育園で非常勤職員として働く。

求人情報の収集方法
希望はアルバイト先の社会福祉法人か公立の保育園。公立については東京23区と神奈川県川崎市の行政ホームページをじっくり読み込んだ上で品川区に絞りました。
就活を通して感じたこと
ゼロ歳から6歳という、人生で最も大切な時期にある子どもの成長を手助けしたい。専門学校に入学する頃から抱いていたそんな思いを、実際にどんな働き方で社会に還元できるのか。就活はそのことを真剣に考え直す期間でもありました。学校のアドバイスを受け、自分の思いを論理的に伝える表現方法も鍛えられました。
内定の決め手は?
試験は小論文と面接。いずれも品川区の保育行政のあり方や、いま実施している支援策についての知識を試される内容なので、万全の準備で臨みました。男性保育士の役割など、自分の考えもきちんと伝えられました。
後輩へのアドバイス
老人介護も担当できるなど保育士有資格者の仕事の場はさまざまです。幼稚園教諭の免許があれば認定こども園や、将来の幼保一元化にも対応。専門学校の教育を通じて保育全般の知識を深め、自分に合った働き方を見つけることが、望み通りの就職を実現する第一歩です。