2015年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

学校に届いた求人情報はすかさずチェック! 求人件数が多いだけに慎重に選択しました。

小西 瑛さん

小西 瑛さん(26歳)KONISHI HIKARU


在籍学科:愛歯技工専門学校 歯科技工士科2年
出身校:東京都立工芸高等学校
内定先:公益財団法人愛世会 愛歯技工研究所

学生が売り手市場の業界です

田中誠先生

愛歯技工専門学校 教務主任 田中誠先生


業界は慢性的な人手不足であり、学生の売り手市場が続いています。そのため、より良い会社、自分に合う会社を吟味できるので、就職ミスマッチも防げると思います。小西さんの場合、附属の研究所だから入りやすかったわけではありません。厳しい入社試験や内申をクリアしていますし、日頃から専門知識・技術の向上に尽力し、就職試験に対しても早期からきちんと準備するなど、真面目に取り組んだ結果、内定に結びついたと言えます。

求人情報の収集方法
学校に届く求人情報だけで十分でした。新しい求人情報をいち早くチェックして、夏休みには気になる数社の企業へ見学に行きました。職場の雰囲気、働いている人達の様子、使っている機械や設備を確認しました。
就活を通して感じたこと
学校に来た求人数は400~500人、学生数は20人程度と、学生がかなり条件を絞って選べる状況でした。でも、選べるだけに自分に合うところを見つけるのが難しかったです。
内定の決め手は?
遅刻や無断欠席はしないと決めていたので、こうした普段の生活態度を高く評価してもらえたように思います。歯科関係の講演会などにも積極的に参加したり。内定先が学校附属の研究所だから、いつもの自分をそのまま評価してもらえたことが嬉しいですね。社会人経験があるので、社会人としての最低限のマナーなどが身に付いていたことも、大きかったのかもしれません。
後輩へのアドバイス
将来の進路に迷った時、専門学校で技術を身につけることをおすすめします。早く社会に出てスキルアップすることで、同年代よりもキャリアに差を付けることができます。将来の志望がまだ定まっていない人は、大学だけでなく視野を広げて技術職を調べてみるのもいいと思います。